ゲームプランナーの面接の話
友人からゲームプランナーの面接ってなに聞かれるの?って言われたので変わったものだけまとめてみます。
比較的和やかな雰囲気で進む面接が多いですが、そこは会社によるので一概には言えません。
また、自分自身9年もプランナーやらディレクターをやっていると面接官もしばしば担当するので質問意図と対策についても触れてみます。
面接で聞かれること
やっぱり普通の面接なので「志望動機」や「学生時代に頑張ったこと」など、どこの企業で聞かれることも問われます。 その辺りは置いておいて、ゲーム会社っぽくてよくある質問を並べます。
- 弊社のゲームはプレイしましたか?
- 好きなor苦手なゲーム(もしくはジャンル)
やはりゲーム系の質問が多いです。 それぞれどんな意図なのか触れていきます。
弊社のゲームはプレイしましたか?
質問意図
これは単純に企業研究をしてきたかの確認です。仮にプレイしていなかったとして、それが理由で落とすこともないですが、プレイしていたほうが印象は良いです。
また、この質問には「プレイしたゲームの感想と改善案も教えてください」もセットで質問されます。ゲーム的な思考力もセットで問われていると思ってください。
対策
なにはともあれ、まずはプレイしてください。応募した会社のゲーム全てでなくてよいので、2,3タイトルはプレイしましょう。
ある程度プレイした後に1タイトルでもいいので、面白かった点と改善案を文章に起こしてください。文章に起こすことで頭の中が整理されて、面接でも難なく返答することができるようになります。
面白かった点はできるだけそのゲームのオリジナルの要素に触れるのがよいです。「絵がかわいい」だけだと回答としては弱いです。
また、改善案に「バグが多いから直す」というのもNGです。開発側はバグのことは知っていますし、問いたいのはゲーム的な思考力なので誰でも思うところはあえて目をつぶってください。(言いたい気持ちもわかりますが)
好きなor苦手なゲーム(もしくはジャンル)
質問意図
自社タイトルとゲームの趣味がマッチしているかの確認です。
恋愛シミュレーションゲームしか作っていない会社に「RPGしかやりません。恋愛シミュレーションは苦手です。」と言われても会社入ってから活躍できるかな?となってしまうためですね。
また、苦手なゲームついては改善案もセットで聞かれることがありますが、こちらもゲーム的な思考力を問われています。
対策
直近プレイしたゲームを10〜20タイトルくらい思い出してください。
自分が好きなジャンルやゲームの傾向が見えてくると思いますので、これも文章に起こすのがおすすめです。「なぜ好きなのか?」を突き詰めて考えてください。
過去にプレイしたゲームで序盤でやめてしまったものがあれば、苦手なゲームと言えるかなと思います。こちらは「なぜ嫌いなのか?」「なぜクリアまでできなかったのか?」「どうだったら好きになるのか?」を考えてみてください
最後に
ちょっと数が少ないのでもう少しあとから書き足していこうと思います。 ゲーム会社の面接で困ったときに見る記事にしたいなと思っています。