ゲームプランナーに最低限必要なスキルとは
私は普通の商学部大学を卒業して新卒でゲームプランナーとして採用されました。
就職活動を始めるタイミングでなんとなく「好きなゲームを仕事にしたい…。」程度から始まりましたが、未経験からでもなんとかゲームプランナーとしてお仕事できています。
今回はゲームプランナーに最低限必要なスキルと、就活中に自分がやっていたことをご紹介します。
ただし、これは本当に最低限必要なスキルであって、これは大前提としてないとダメなものだよという紹介だと思ってください
ゲームプランナーに最低限求められること3選
ゲームプランナーは、ゲームが面白くなるアイデアを考えていればいいだけではありません。
仕様作成と説明、データ入力、リソースの発注、プロモーション活動、シナリオ制作などなど…。仕事は多岐に渡ります。
ということは、これらの仕事を支える根幹となるスキルが最低限必要とされるわけです。
それが以下の3つだと考えています。
自分の就職活動のときは、これ以上のことはできませんでした。それでもなんとかやっていけています。
それぞれもう少し具体的に書いていきます。
コミュニケーション能力
最も重要です。
厳しい言い方になりますが、コミュニケーションをとるのが嫌いであればゲームプランナーには向いていないと思った方がよいです。
ゲームを完成/運用するには、多くの人が関わります。自分の頭の中のイメージを正確に伝えられなければなりません。コミュニケーション能力を生かして説明や説得をしていくことが必要になります。
ゲームが好き
今まで数百人はゲームプランナーを見てきましたが、ゲームが嫌いな人はいませんでした。
(仕事にした結果嫌いになった人も何人も見ていますが…。)
ゲームの制作はリリース直前など寝る間もないほど忙しい時期もあります。そんなときに愛情が続かない人はゲームプランナーとしても挫折してしまいがちです。
ゲームが好きということも立派な才能だと自信を持ちましょう。
Officeツールが使える
これはごく一般的な基本のスキルです。
当然ですが、仕様書などの資料はPCを使って書くことになりますし、開発でもPCを使います。
とはいえ、それほど難しく考える必要はなく、Excel,Word,PowerPointなど一般的なOfficeツールが使えれば問題ありません。
学生の頃にやってたこと
ここまで最低限のスキルについてお話させていただきました。
ここからは上記の内容を踏まえ、実際に自分がやっていたことをお話しします。
知らない人ともボイチャを繋いでゲームをする
コミュニケーション能力ってそういうこと!?と思われるかもしれませんが、これは結構簡単にコミュニケーション能力を鍛えられるのでおすすめです。
初対面の人だとしてもゲームというフィールドの中であれば、比較的緊張もせず話せると思います。
気をつけていただきたいのは、ただ叫んだり悪口を言ったり喜んだりしているだけでなく、「ここはこう動こう」「こうしたほうが勝てるんじゃない?」といった議論込みで話をするようにしてください。
これはゲームについて考える思考力にも繋がります。
面接の場数を踏む
ゲーム業界に絞って、どこでもいいから面接を受けまくっていました。
これは面接慣れをして自分のコミュニケーション能力をしっかり引き出せるようにするためです。
やはり初めてのことは何事も緊張しますし、やっておいて損はなかったと思います。
ちなみにゲーム会社の面接は比較的和やかに進行することが多いです。
Excelの関数を勉強する
ただ、IF関数などはそれほど使えなかったので復習も兼ねて勉強のし直しをしました。
もしゲームプランナーを目指す方でExcelに自信がないという方は勉強をおすすめします。
最後に
自分の実体験を踏まえ色々とご紹介させていただきました。
正直当たり前のことしか書いてないと思われるかもしれませんが、逆に言うとここが抑えられていればゲームプランナーにはなれます。
更に上を目指したいという方向けには別で色々紹介できたらなと思います~。